早苗のハンドドリップ 早苗では、ハリオV60でのペーパードリップをしています。喫茶店はその店独自の方法で、コーヒーを淹れていますが、早苗もちょっとこだわった淹れ方をしています。この方法が「正しい」わけではなく、私がこの方法で淹れると美味しいと感じた方法で淹れています。 淹れる前の準備 豆を15g用意します。普通10~12g使用するところが多いので、早苗は少し多めに豆を使っています。 中細挽きにします。 湯を沸かします。必ず一度沸騰させます。 カップに湯を入れ、カップを温めておきます。 ペーパーに湯をかけます。これには以下の意味があります。 サーバーを温める。 ペーパーとドリッパーを密着させる。 最初に出る一番美味しいコーヒー成分をペーパーに吸わさない。 ペーパーの目詰まりを防ぐ 濡らしていないペーパー ペーパーを濡らしてから粉を入れます。 湯をドリップポットに移し、加水して適温にします。移したばかりの湯は95℃くらいですが、85~88℃くらいに下げます。湯量をコントロールするためドリップポットは必ず細口のものを使用してください。 いよいよ淹れます 早苗では、時間ごとの湯量を決めています。(もちろん目安であって多少の誤差は問題ありません) 最終的には2分20秒で165gの湯を注ぎ入れます。これにより、出来上がりのコーヒーは約130gになります。 第一投です。豆の真ん中を中心にすべての豆に湯が渡るような気持ちで、豆と同じ量、つまり15gの湯を注ぎます。 30秒になるまでそのまま待ちます。「蒸らし」と言われている過程です。 この間に、新鮮な豆だとドームのように膨らんできます。(浅煎りのほうがあまり膨らみません) 30秒経ったら、少しずつ湯を注ぎます。ご飯の炊き方と同じで「はじめチョロチョロ、中パッパ」1分を過ぎたら、中心から「のの字」を書くように少し回しながら注ぎます。注ぐ円の大きさは500円玉くらい。最後は湯量調整なので割とドバドバと注ぎます。 全体は、以下のグラフのような淹れ方です。 この秤は左にタイマー、右に重さが表示されます。5秒で15gの湯を入れました。 そのまま30秒まで待ちます。新鮮なコーヒーだと膨らんできます。 2分20秒で165g淹れました。 このように真中が白くなって凹み、周りに土手ができているのがきれいです。 カップに注ぐと大体130gぐらいが抽出されています。 数字がぴったりであることよりも、全体に湯を行き渡らせることのほうが重要です。 Topページへ Twitter Facebook Google+ Pocket B!はてブ LINE